スノーボードウェアの
サイズの選び方
スノーボードウェアを快適に着用するためには、適切なサイズ選びが重要です。このページでは、各部位の測り方や注意点をまとめています。ご購入前にぜひご確認ください。
1. スノボウェアのサイズの見方
ジャケット
ジャケットは基本的には、
・裄丈(肩幅/2 + 袖丈)が身体に比べて余裕のある長さか。
・身幅、着丈が身体や自分の好みに合った大きさか。
・大き過ぎたり小さ過ぎて支障が出ないか。
を抑えて選ぶのがおすすめです。

身幅 | 脇下部分を水平に測った幅 |
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胸囲 | 脇下周囲を水平に測った長さ |
肩幅 | 左右の肩先を直線で結んだ長さ |
袖丈 | 肩先から袖口までの長さ |
裄丈(ゆきたけ) | 首の中心から肩を通って袖口までの長さ |
前着丈 | 前側の首元から裾までの長さ |
後ろ着丈 | 背面側の首元から裾までの長さ |
裾幅 | 裾の両端を水平に測った幅 |
パンツ
パンツは基本的には、
・ウエスト、ヒップ、わたりが自分に合っているか。
・オーバーサイズで選ぶ場合、「裾ゴム」「パウダーガード」など着用・歩行に支障がないようにできるディテールがあるか。
を抑えて選ぶのがおすすめです。
・丈の長さが自分のスタイルや目的と合ってるか。
もマッチしているとなお良いです。

ウエスト | ウエスト部分の周囲 (メーカーによっては平置き時の幅を表記している場合も) |
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わたり | (平置きの場合)太もも付け根部分の幅 (周囲の場合)太もも付け根部分の周囲 |
股上 | 股の前側縫い目から上端まで直線で結んだ長さ(≒前股ぐり) |
前股ぐり | 股の前側縫い目の長さ |
後股ぐり | 股の後ろ側縫い目の長さ |
股下 | 股から裾までの内側の長さ |
裾幅 | 裾の端から端までの幅 |
裾口 | 裾口の周囲 |
ヒップ | お尻まわりの一番大きい部分の周囲 |
総丈 | ウエストから裾までの全体の長さ |
2. ヌード寸と実寸の違い
ヌード寸 | 衣服を着用していない状態の身体サイズを指します。 「こういう体格の人が着るとちょうどいい」というイメージです。 |
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実寸 | 製品(ウェア)そのもののサイズを指します。 |
ウェアは動きやすさや防寒性を考慮して設計されており、ヌード寸より余裕を持ったサイズ感になっています。
ヌード寸に合ったサイズ前後のものから、実寸を見て自分に合ったサイズを選ぶのがおすすめです。
3. 中に着込む服の厚みも考慮しましょう
スノーボードではインナーにミドルレイヤー(フリースや薄手のダウン/中綿)を重ね着することが一般的で、厚手で大きめなスウェットなどを着られる方も多いです。
そのため、ジャスト過ぎるサイズより若干ゆとりのあるサイズを選ぶのがおすすめです。
スリムフィットが好みの方は、逆にミドルレイヤー選びを工夫するのがいいでしょう。
また、過剰に大きいサイズを選ぶと今度はシルエットの崩れや動きにくさ・安全性の低下にも繋がるので、経験を積み自分のスタイルが確立されるまでは要注意です。
4. 人気のオーバーサイズの落とし穴に注意
大きすぎるサイズは動きにくく、危険につながる場合があります
ウェアが過度に大きいと、転倒時に引っかかるリスクが高まることもあります。慣れないうちはオーバーサイズフィットのモデルをマイサイズで買うのがおすすめです。
オーバーサイズ設計は通常サイズ選びでOKです
オーバーサイズデザインの商品は、通常着用しているサイズを選ぶことで、ちょうど良いバランスになるよう設計されています。サイズ表記をよくご確認ください。
腰履きのオーバーサイズスタイルにはパンツはパウダーガードの有無が重要
パウダーガードとはパンツ内部に設置された雪止めの役割を果たすパーツのことです。
腰穿きスタイルでパンツを着用する場合も、パウダーガードを使用すればパンツをしっかり固定でき、安定感が向上します。
サイズにご不安な点がございましたら、お気軽にスタッフまでご相談ください。皆さまの快適なスノーボードライフをサポートいたします!